㈱アイオイ・システム(AIOI)は2月3日より、同社の「シャッターアソートシステム SAS」に物理ロック機構を搭載した新モデル「MWU2030FNSH-10C」の販売を開始した。

同製品は、許可された間口以外のシャッタを物理的にロックすることで、「開いてしまう」「誤って投入される」といった現場のヒューマンエラーを根本から排除する。結果として出荷品質の安定化、検査や再作業の削減、ライン稼働率の向上といった効果を同時に実現し、製造・物流現場の品質保証と作業効率化に貢献する。

●「シャッターアソートシステムSAS」とは
シャッタ付き表示器(ポカヨケゲート表示器)を活用し、仕分けミスを限りなく“ゼロ”に近づけることを可能とし、種まき・摘み取りの両工程に対応、精度向上、作業効率化、教育コスト削減を実現する。

「物理ロック搭載シャッターアソートシステム SAS」

●「物理ロック搭載シャッターアソートシステム SAS」の動作映像
https://www.youtube.com/watch?v=9R17TpCBrT8

●「物理ロック搭載シャッターアソートシステム SAS」の開発経緯
シャッタは作業者の押引きの力で意図せず開いてしまうことがある。表示や注意だけでは誤操作を完全に防げず、特に高品質を求められる工程では、仕分け・ピッキングの「ミス0(ゼロ)」が強く求められる。

同社は「仕分け・ピッキングのミス0を追求する」観点から、誤操作を根本から防ぐ強固な物理ロック機構を採用したシステムを開発し、現場の安心感と作業の安定性を向上。高稼働ラインや高付加価値品の工程ではヒューマンエラーが致命的な影響を及ぼすため、そもそもシャッタが開かない設計は品質確保に大きく貢献する。同製品は、現場要望を踏まえて開発した対策製品。

●「物理ロック搭載シャッターアソートシステム SAS」の特長とメリット
①物理ロック機構搭載
シャッタを物理的にロックし、工程完了信号や作業者認証などシステムで許可した条件を満たさない限り開かない仕様で、現場のヒューマンエラーを未然に防ぐ。

②ゲート一体型ロック構造
ロック位置調整が不要で、機器本体の取り付けのみで運用を開始できる。設置工数を大幅に削減する。

③簡単な設定操作
アドレス設定、ゲート開閉角度、電源投入時の施錠など各種設定を、NFC対応のスマートフォン等で容易に行える。

④省配線によるコスト最適化
AIOI独自の省配線技術を採用し、設置・保守コストを低減するほか、安定した通信性を確保する。

⑤耐衝撃設計
シャッタ表示器上部にガードを設け、落下物等の衝撃から本体を保護する構造。

AIOIは物流、製造DXを支援する製品を全世界に供給しており、デジタルピッキングシステムのパイオニアとして世界73か国へ供給。国内導入実績1位(※)。「物理ロック搭載シャッターアソートシステム SAS」はそうした実績とノウハウを基盤に開発された製品。

※富士経済「2024年版 次世代物流ビジネス・システムの実態と将来展望」デジタルピッキングシステム 2023年実績 国内市場 数量ベース