(株)MonotaRO(モノタロウ)は6月7日、「ものづくり」の次世代産業を担う技術者の育成、技術力の向上という大会の目的に賛同し、「第27回かわさきロボット競技大会」に協賛すると発表した。

●協賛理由
・モノタロウは2000年の創業から現場の間接資材調達の効率化に取り組んできた。
・モノタロウを利用する顧客には、製造業や自動車整備業の関係者が多く、親和性の高い「ものづくり」の現場を支えたい、ひいては「ものづくり人材の育成」に貢献したいと考え、若者のものづくり登竜門と言われる「かわさきロボット競技大会」への協賛を2010年より続けている。2020年、2021年はコロナ禍で開催が見送りとなったが、2022年の開催決定を受け、11年目も協賛を継続する。
・大会の参加者はモノタロウ利用経験者が多く、今後もモノタロウを利用して欲しいと考えている。また、さらなる「ものづくりの進化」に役立ててもらうため、企業賞として5万円分のクーポンを提供する。

●イベント概要
1994年からスタートした「かわさきロボット競技大会」は、2020年・2021年はコロナ禍で開催を断念した。2022年は競技を「バトルロボット部門」のみ無観客で開催する。

前回第26回(2019年開催)では、223チームの応募があり、48チームが決勝トーナメントで戦った。第26回までの応募チーム数は4,300、延べ1万名以上が参加している。第27回(2022年)は129チームの応募があり、書類審査を経て勝ち抜いた48チームがトーナメント戦に出場する。

ここから始まった人材交流により、技術者・研究者、ベンチャー企業の活躍の場が広がり、「ものづくり」を楽しみながら、設計や技術、操縦など競技を通じて加工技術力・発想力の向上に繋がっている。

第26回(2019年)開催の様子

●イベント開催概要
開催日:令和4年8月28日(日)1日間(予定) バトルロボット部門のみ開催
開催場所:川崎市産業振興会館1Fホール(神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20)TEL:044-548-4117
共催:川崎市・公益財団法人川崎市産業振興財団
運営:第27回かわさきロボット競技大会実行委員会
後援:NHK横浜放送局、神奈川県、(地独)神奈川県立産業技術総合研究所、かわさき・神奈川ロボットビジネス協議会、川崎市教育委員会、川崎商工会議所、経済産業省 関東経済産業局、(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構、(一社)日本ロボット工業会、(国研)農業・食品産業技術総合研究機構、輪島市
※新型コロナウイルス感染症対策のため、当日の一般見学者の入場は行わない。
ホームページ:https://kawasaki-sanshinkaikan.jp/robo/ (「かわロボ」で検索)

●バトルロボット部門(高校生以上)
競技内容:脚・腕構造を持つラジコン型ロボットによる異種格闘技戦
競技方式:予選トーナメント 1本勝負、敗者復活戦あり、決勝トーナメント3本勝負
ロボット条件:大会実行委員会の指定する部品(モータ・プロポ)を使?し、重量3,300g内、大きさ幅25cm以内・奥行き35cm以内・高さ70cm以内
賞品・賞品:(主な内容予定)
優勝20万円、準優勝10万円、第3位5万円、実行委員長賞3万円、敢闘賞1万円、各協賛企業から企業賞