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物流連、「ダイバーシティ推進ワーキングチーム」開催

2021/10/14

(一社)日本物流団体連合会は10月13日、第1回ダイバーシティ推進ワーキングチーム(女性活躍推進)を港区の東京都立産業貿易センターで開催した。

物流連では、物流業界では経営環境が目まぐるしく変化する中、ダイバーシティ経営を推進し、経営基盤を強化していく必要があり、女性の活躍が進むことで、多様な価値観、創意工夫がもたらされ、企業の成長を促すと考え、経営効率化委員会(委員長  全日本空輸(株) 取締役常務執行役員 外山俊明氏)に「女性活躍推進」をテーマとするワーキンググループを設置。同ワーキングでは、講演、アンケート調査、グループ討議等を通じて、物流会員企業の現状、課題、好事例等を共有した上で、女性が個々の能力を最大限発揮できる組織、働き方、人事制度、意識改革、キャリアパス等「ありたい姿」について検討を行う。

座長には、東京女子大学教授の二村真理子氏が就任し、経営効率化委員会委員企業・団体のメンバーを中心に19社・団体、25名が参加した。

第1回ワーキングチームでは、事務局より、「調査検討の内容と今後の進め方」、「物流業界における女性活躍の現状」、「アンケート調査票案」等について説明を行った。

このほか、各参加メンバーより各社の現状、課題、当ワーキングチームへの要望等について説明がなされた。主なものとしては、女性が働きやすい職場環境・施設改善の必要性、無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)の排除、ライフイベントによるM字カーブ問題、女性が活躍できる部署、女性営業職の登用開始等についてのコメントがあり、事務局として、これらを踏まえて今後の調査検討を進めていく。

同ワーキングチームは2022年9月頃まで計7回程度の開催を予定しており、次回は2021年12月1日の開催を予定している。

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