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モノフル、東大「先端物流科学寄付研究部門」へ参画

2021/06/30

(株)モノフルは6月30日、東京大学 先端科学技術研究センターに設置されている「先端物流科学寄付研究部門」への支援を通じ、同部門が目指す、物流業界が抱える課題解決のための、サイエンスで物流の未来を創ることのできる高度物流人材の育成をバックアップしていくと発表した。

モノフルは同社の展開する物流SaaSが今後ますます現場改善の一助となっていく可能性が高いと考え、そのコンセプトや設計・開発、また次世代物流の世界として議論されている「フィジカルインターネット」論でのシェアリング、ルーティング等の高度な技術的視点を持った人材が今後は不可欠と考えている。まさに、その視点において東京大学先端科学技術研究センター「先端物流科学寄付研究部門」の目的とするところの物流における高度人材の育成は、モノフルが目指す本質的な物流のデジタル化に不可分なものと考え、今回の寄付研究部門への参画となったと明かしている。

●東京大学 先端科学技術研究センター「先端物流科学寄付研究部門」
同センターの西成活裕教授のリーダーシップにより、日本の有力な物流企業であるヤマトホールディングス(株)、SBSホールディングス(株)、鈴与(株)と、日本政策投資銀行からの寄付によって設置されている研究部門。社会インフラでもある物流は、少子高齢化やECの急激な発展による荷物量の増加、トラックドライバーの人手不足等による多くの課題を抱えている。物流業界が抱える課題解決のため、各社が企業の壁を越えて、東京大学に寄付研究部門を設置し、物流やサプライチェーンの最適化研究のサポートを行うほか、従来とは異なる科学的視点でビッグデータやAI、IoT、ブロックチェーン等の新技術を活用し、サイエンスで物流の未来を創ることができる高度物流人材の育成を目指す。

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