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リアライズ、岐阜信金と「トラックファンド」で業務提携

2021/06/23

(株)リアライズコーポレーションは6月23日、岐阜信用金庫と「トラックファンド」および「R.リース」事業を介した顧客紹介業務の提携契約を締結した。

同提携をもってリアライズコーポレーションの提携金融機関数は39行となる。

●「トラックファンド」「R.リース」提携金融機関等リスト
https://www.realizecorp.co.jp/truckfund/

●業務提携の経緯
同社が扱う大型トラック車両等を投資対象とする「トラックファンド」は、投資期間が短く、円建ての国内運用で為替の影響を受けない等の特徴がある。投資家の間では、安定的な投資が可能な金融商品として認知が広がっている。

また、運送会社にとっては必要な時に必要な車両をオペレーティングリースやリースバック(「R.リース」)を活用して調達できることから、車両を購入し長期保有する場合と比べて資産のオフバランス化を図れる、財務改善や事業拡大につながる等のメリットがあり、その活用は年々増加しているとしている。

今回、顧客紹介業務の提携契約を締結した岐阜信金では、投資ニーズを有する顧客や運送会社等の顧客に対するソリューション提案を強化すべく、新たな金融商品やサービスを模索しており、「トラックファンド」および「R.リース」の紹介を検討していた。

今回の提携により両社に提携メリットが見込めることから、契約締結に至った経緯がある。

●トラックファンド
リアライズコーポレーションが組成・運用する、大型トラック・トレーラー等を投資対象とする独自の金融スキーム。運送会社(新たな車両調達手段として「買う」から「借りる」へのビジネスの転換、財務体質の改善、ドライバーや整備士の働き方の改善)、投資家(運用利回りのいい安定的な投資)、金融機関(顧客ニーズに応えうる新たな金融商品の提供)の3者にメリットをもたらし、運送業界の発展につながる公共性の高い金融商品として幅広い業界から注目を集めている。

●R.リース
運送会社にとって大きなコスト負担が生じる車両調達時に、車両の法定耐用年数ではなく、実際の価値を見極めて車両を買い取るリースバックや、オペレーティングリースによる車両調達(=借りる)を行う仕組み。従来の運送業界で一般的だったファイナンスリースによる車両調達(=購入)と比べて、事業拡大時等の必要な時に必要な車両を借りることができるのが特徴。設備投資等の初期コスト、また車両の維持・管理コストを抑えることで運送会社の財務体質を改善する。

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