[最新ニュース] その他

物流連、大学寄附講座が青山学院大・都立大でスタート

2021/04/15

(一社)日本物流団体連合会は春学期の寄附講座を4月12日から青山学院大学経営学部で、4月13日から東京都立大学経済経営学部でそれぞれ開講した。

昨年度はコロナ禍の影響で秋からの横浜国立大学でのオンライン開催だけの講義となったが、今年度は3大学(青学大、都立大、横国大)で開講できることとなった。

青山学院大学経営学部における寄附講座は楠由記子教授がコーディネーターを務め、「現代の物流機能と経営」の講座名で対面式の授業形式で開講した。

4月12日第1回目の講義では、物流連事務局長の宿谷肇氏が講師を務め、物流の構成要素や物流発展の推移、国際物流の動向について「物流総論」をテーマに解説した。

今後もテーマごとに各企業から業界を代表する講師が計14回の講義を行う。(受講登録学生200名)

また、4/13には東京都立大学経済経営学部(コーディネーター 高橋勅徳准教授)においても同様の内容で寄附講座がスタートし、初回の「物流総論」では物流連理事長の長谷川伸一氏が講師を務めた。(受講登録学生170名)

ただし、東京都立大学の講義では対面・オンライン併用の授業形式を採用した。久しぶりの対面形式の授業とあってほぼすべての学生は教室に集まって受講した。

両大学の講義教室ではコロナ対策としてマスク着用、教室定員の50%に抑える、私語を慎む等の対策が取られた。今後のコロナウイルス感染拡大等により青山学院大学でも対面・オンライン併用または両大学ともオンライン授業へ移行するなど柔軟に対応していく。

平成7年度より開講している本寄附講座を受講した学生は、約1万4,000名となり、講師自らの体験を踏まえた講義は大学・学生にも好評で、10月からは秋学期の寄附講座の開講が横浜国立大学経営学部でも予定されている。

|↑一覧に戻る|