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「キリングループロジスティクス大賞」13案件が受賞

2021/03/15

キリングループロジスティクス(株)は3月11日、「2020年度キリングループロジスティクス大賞」発表会をオンライン形式で開催した。

同社では、社会的功績により会社の名誉となる行為、また、有益な創意工夫、改革、チャレンジ、安全・衛生等の観点において業務遂行上、非常に高い効果を上げた案件を「グループの部」「個人の部」に分けて「キリングループロジスティクス大賞」として表彰する制度を設けている。

2020年度は、グループの部で12件が受賞し、個人の部は全社員を対象としたカイゼン提案の中から、提案数が多くかつ最も評価された1名が受賞した。当日は受賞案件を今後に生かしていくために、WEB会議システムに多くの社員が参加し、受賞者からの各取り組み内容や成果の発表を聞いた。

●2020年度の表彰案件
◎グループの部12件
[対象/表彰案件名/概要]
(1)北海道支社/札幌支店拠点出荷担当における在宅勤務の推進/物流拠点の業務の中から在宅でできる業務を集約し、業務運用を見直すことで、在宅勤務を実施できる環境を整備した。

(2)東日本支社/2020年中元期におけるキリンビールギフト需給・欠品回避・期末余剰残の大幅抑制/販売予実績が変動する中、柔軟かつ的確な需給運営により、安定かつ円滑な供給を完遂。同時に期末余剰残も大幅に抑制した。

(3)東日本支社/羽生支店の拠点プロ育成環境の構築/チームビルディングと担当リーダーの確立により、OJTの役割を明確化した。さらに支店内の横断的な小集団活動を実施し経験値を得ることができた。

(4)東日本支社/首都圏ブロック・長時間待機是正の取り組み/課題と納期を明確に設定し、お得意先へ改善交渉を実施。ゴールまでにマイルストーンを設け進捗管理を強化することで待機時間の改善を実現した。

(5)東日本支社/東北ネットワークの構築/物流混乱を回避するため移入元の見直しや新規センターの設置を行い、配送完遂度向上を実現した。

(6)西日本支社/キリンビール名古屋工場・製品保管能力向上を中心とした物流課題への取り組み/現状の製品保管能力検証・ロケーションレイアウト変更・設備投資による製品保管能力の増強。また出荷判定ロット区切り・判定時間の変更による処理時間の削減を実現した。

(7)西日本支社/外販売上目標達成(9か月連続達成)/営業担当の行動計画を個別・月別に見直した。既存顧客の維持、電話営業による拡大活動実施や管理担当のサポート実施により実現した。

(8)西日本支社/予約システム導入要請に対する運用条件整理/お得意先へ運用面の提案・交渉(発注リードタイム・配送曜日等)を重ね、運用可能な条件を合意したことにより待機時間の改善を実現した。

(9)九州支社/台風10号接近時の出荷停止およびリカバリー対応/安全を最優先に、グループ内事業会社や業界他社に呼びかけ出荷停止を行うとともに、自宅待機・在宅勤務対応とした。台風の通過を確認した後は必要に応じ出社し、リカバリーもほぼ同日中に完遂した。

(10)本社/流通加工品の積み付けパターン改善/景品小箱サイズ・マスターカートンサイズを変更・積み付けパターンの見直しによる倒壊・荷ズレリスクの低減を実現した。

(11)本社/コロナ禍における全社連携での事業継続対応/全社で一致団結して、事業継続対応を行った。受注業務の在宅化・出勤を要する配車・拠点業務では分散出勤と感染防止策の徹底を進めることで業務継続を図った。

(12)ケーエルサービス東日本(株)/ピッキング作業終了時間の早期化/レイアウト変更・ピッキング方法の変更等業務改善を行ったことで生産性向上に繋がりピッキング作業の早期化が実現した。

◎個人の部1件
[所属/表彰案件]
東日本支社 物流管理部 羽生支店1名/ちょこっとカイゼン 年間最多ポイント(1,663点)

●発表会に参加した受賞者と視聴者

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