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物流連、「第7回物流業界研究セミナー東京」開催

2021/01/19

(一社)日本物流団体連合会は1月17日、東京都立産業貿易センター浜松町館で会員企業22社と共同で「第7回物流業界研究セミナー東京」を開催した。大学3年生を中心に152名の学生が参加した。

同セミナーは、コロナ禍により企業の採用環境が厳しさを増す中で、若い世代に対し、参加した物流連会員企業各社が会社概要や事業内容の説明を行うことで、物流業の社会的重要性や先進性について業界の理解を幅広く深められる機会を提供することを目的とし、国土交通省の後援を得て実施している。

当日、参加学生は会員企業22社が構えるブースを自由に訪問しながら、1クール30分で10クールを行うタイムスケジュールで、各社の会社概要や事業内容の説明を受けることを通じ、陸・海・空・倉庫・フォワーダー等、多業種で構成される物流企業の役割や使命等、様々な情報を収集した。

また、参加各社の説明と並行して行われた物流連の宿谷事務局長による「物流業界の現状と求める人材像について」と題した講演会やバニラックスLLCによる「就職支援のプロによるすぐに使える就職活動ワンポイントアドバイス」等の講演会では、熱心にメモを取りながら聴講する姿が見られた。

続くパネルディスカッションでは、会員企業の若手社員で構成された「物流いいとこみつけ隊」のメンバーにより、物流業界を目指した志望動機や仕事のやりがい、経験談等が披露され、生の声を学生に伝える機会となった。

また、若手社員による「なんでも相談コーナー」には例年以上に多くの学生が訪れ、最終クールまで多くの学生が残るなど、例年以上に参加学生の積極的な姿勢が見られた。

今後は参加学生、参加企業からのアンケートによる分析を行い、今回のセミナーに関する課題を抽出した上で、次年度以降の開催に向け鋭意検討していく方針。なお、物流連では引き続き1月30日と2月9日にWebで、2月6日には大阪で対面での開催を予定している。

●宿谷事務局長による講演会の様子(上)、パネルディスカッションの様子(中)、企業ブースでのセミナーの様子(下)

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