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物流連、第22回「物流環境大賞」募集開始

2020/12/01

(一社)日本物流団体連合会は12月1日より、第22回「物流環境大賞」の募集を開始した。

本賞は物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰し、環境施策をより一層推進することを目的として平成12年に創設されたもので、今回で22回目。

今回は近年、物流総合効率化法の対象となるモーダルシフト、共同輸配送等の取組みが増加してきたことや、各部門賞の応募状況が変化してきたこと等を踏まえ、本表彰規程を実態に合わせて見直しを実施。より応募しやすくする等の規程改正をした上での募集となる。大まかな改正点は以下の2点。

1点目は部門賞の改正で、物流環境保全活動賞については「低炭素物流推進賞」とし、モーダルシフトや共同輸配送等を主な対象とする。物流環境啓蒙賞については「サステナブル活動賞」とし、全社的な環境保護啓発活動のほか、環境負荷低減に寄与する物流施設、輸送機器の整備等も対象とする。物流環境負荷軽減技術開発賞については「先進技術賞」とし、先進技術の開発だけでなく、AI、IoT、ビックデータなど先進技術を活用した取り組みも盛り込む。さらに物流環境特別賞については「特別賞」と名称を改める。

2点目は各部門賞の位置付けの明確化で、大賞以外の各賞の位置付けの明確化を図ることとし、3つの部門賞(低炭素物流推進賞・サステナブル活動賞・先進技術賞)を、大賞の次点として位置付ける。

なお、応募対象は従来通りで、環境負荷の小さい輸送手段の活用に留まらず、物流部門における優れた環境保全活動や環境啓発活動、あるいは先進的な技術開発・活用等、環境負荷低減の面から物流業の発展に貢献のあった者としている。また、実輸送を担う物流事業者のみならず、環境負荷低減に貢献した利用運送事業者や荷主企業も対象となる。

募集期間は令和3年3月15日(月)までで、選考委員会による選考を経て、同年6月に表彰式を行う予定としている。

●詳細
http://www.butsuryu.or.jp/public/environment/

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