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鴻池、飲食業界向け冷凍魚介商品サイトをオープン

2020/07/06

鴻池運輸(株)は7月6日、国内物流企業で初めて(2020年7月6日現在、同社調べ)飲食業界向けに和風・洋風の冷凍魚介商品を販売するECサイト「魚匠えびす」を7月7日に開設すると発表した。

「魚匠えびす」は鴻池運輸が2019年4月に大阪木津卸売市場(大阪市浪速区、http://kizu-ichiba.com)内に開設した「食品加工場 KIZU process center(※1)」が運営するECサイトで、同センターで独自開発した製品の販路拡大を目指し、主に飲食業界をターゲットに魚の取引に長年従事したプロの目利きによる「本当に美味しい新鮮な魚」の半加工品を中心に提供。OEM(受託製造)や留め型商品の依頼にオーダーメイドで対応し、小ロット・多品種での注文や、細かな味やサイズの要望にも応える。特に、業務用商品では珍しく加工した商品の個包装にも対応しているため、必要な時に1品ずつ使用できることから、フードロスの削減が可能となる。

さらに、誰でも解凍して温めるだけでプロの味が手軽に楽しめる、完成品の和風シリーズ「魚ゑびす」や洋風シリーズ「Osakana Cucina(おさかな くっちーな)」のオリジナルブランド商品も提供。いずれも国内外の有名ホテルでシェフとして、また在外日本大使館の元公邸料理人として活躍した一流料理人が完全プロデュースする煮物や焼き物、魚介のマリネやカルパッチョ等、手間暇をかけたこだわりの料理に、鮮度とうま味を瞬時に閉じ込める独自の急速冷凍加工(※2)を施した、付加価値の高い商品に仕上がっており、食品を含む幅広い商品の技術的水準を審査する「モンドセレクション」で今年度の「銀賞」を受賞した「とろ鯖煮付」も提供している。

現在、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や在宅勤務の増加に伴う自宅での食事機会の増加によって、保存性が高く、短時間調理で店の味が楽しめる高級冷凍食品の需要が高まっており、「魚ゑびす」「Osakana Cucina」ともにこうしたニーズにも最適な製品となっている。

※ 「魚ゑびす」および「Osakana Cucina」は鴻池運輸が出願中の商標

※1:2019年3月20日報道発表
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9025/tdnet/1685479/00.pdf
※2:ブランテックインターナショナル社の「ハイブリッドアイス」を用いて急速に凍結


●ECサイト「魚匠えびす」の概要と特徴(※2020年7月6日現在)
名称:「魚匠えびす」
URL:https://konoike-ec.com/
取扱商品数:30アイテム
取扱商品例
飲食業界向け:(業務用)真鯛の柵、切り身、調理済み商品、(業務用)鯖の切り身、調理済み商品
一般消費者向け:和風総菜「魚ゑびすシリーズ」6種類、「魚ゑびす匠シリーズ」1種類、 洋風総菜「Osakana Cucinaシリーズ」6種類

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