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ヤマト総研、「物流の未来」懸賞論文受賞作品決定

2020/06/16

(一社)ヤマトグループ総合研究所は6月15日、2019年10月1日から2020年1月31日の期間で実施した、懸賞論文募集「第1回学術論文部門」「100周年記念アイデア部門」2部門の、最優秀賞、優秀賞、特別賞等全12作品の受賞作品を決定したと発表した。

同社が実施した募集は、物流を通じた社会課題の解決に向けて新たな知見を集め、持続可能な社会に貢献することを目指した初の懸賞論文募集で、学術論文部門が48件、アイデア部門が427件と多数の応募があった中から、12作品の受賞作品を決定。コロナ渦を考慮し、5月21日(木)にオンライン形式での表彰式を執り行った。

同社は2020年10月1日より第2回懸賞論文募集を「世界が驚く物流 ~物流×社会問題×〇〇~」のテーマで開始する予定。

●受賞作品および受賞者(賞/タイトル/受賞者、敬称略)

(1)第1回学術論文部門 (テーマ:物流×社会課題×○○)
▽最優秀賞(賞金:50万円、賞品:記念品)/商品(モノ)が語る「モノガタリ」が流通を変える―サスティナブルな市場経済を創る流通可視化の可能性―/新潟公務員法律専門学校行政論ゼミ 伊藤詩音、伊部亮太、髙橋明日香
▽優秀賞(賞金:15万円、賞品:記念品)/世界が驚く物流「MWRロジスティクス」—物流×労働力の不足×AI—/ヤマトロジスティクス(株) 加藤隆広
▽優秀賞(同上)/規格外農作物の廃棄問題とその解決策の提案−仮想スーパーやおねこ実現に向けて−/共愛学園前橋国際大学村山ゼミナール 岡美紗子、藤井陸、富山実佐子
▽審査員長特別賞(賞金:10万円、賞品:記念品)/Physical Internetによる物流課題の解決−Physical Internetの思想と目指すべき方向性について−/(株)野村総合研究所 日下瑞貴、ヤマトホールディングス(株) 金度享

(2)100周年記念アイデア部門 (テーマ:物流のSEED(たね))
▽最優秀賞(賞金:10万円、賞品:記念品)/自動運転技術を利用した駐車場における物流システムの提案e-conect/山本魁
▽奨励賞(賞品:記念品)/樹脂部材の梱包材に依る軽量・小型化/浅見聡平
▽奨励賞(同上)/記念品再利用可能な配達BOXの開発による物流の最適化/森下真成
▽奨励賞(同上)/おうちのストックコンサルタント/高橋ちひろ
▽奨励賞(同上)/「生体冷凍保存」によるリサイクル物流システム企画提案/(株)ニッセイコム 小島淳一
▽奨励賞(同上)/トラック荷台&ビジネスシェアリング/海外子女教育振興財団 阿部松代
▽奨励賞(同上)/CtoCユーザーとの共創によるリユース売買の輸送最適化プラットフォーム/(株)NTTデータ 礒本圭介
▽審査員会特別賞(賞品:記念品)/ドローン利用の主流化とスマートデバイス×AIロボット「SORA」/輝翔館中等教育学校 吉野美羽

●受賞作品の詳細
https://www.yamato-soken.or.jp/awards/results2019/

●5月21日に開催したオンライン表彰式の様子

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