2020/02/17

日本通運(株)は2月14日、同社の長野支店が2月13日、令和元年台風第19号の豪雨災害における被災者支援に大きく貢献した功績により、北陸信越運輸局長から感謝状を授与されたと発表した。

昨年10月に発生した令和元年台風第19号びについて、長野県では昨年10月13日に千曲川が決壊し、流域を中心とした土砂災害等により甚大な被害が発生したことを受け、県として初めてとなる広域物資輸送拠点が設置された。

長野支店は、長野県トラック協会を通じて県から物流専門家の派遣と拠点運営の要請を受け、長野県の指揮のもと広域物資輸送拠点の運営を担うこととなった。

広域物資輸送拠点は同月16日に立ち上げ、通常時は屋内運動場として利用されている施設を物流施設向けにレイアウト・設営することに始まり、長野市を中心に須坂市、千曲市、小布施町ほか20数か所に及ぶ避難所向け物資の在庫管理・配車計画、入出庫・仕分けおよび各種調整作業等を実施した。被災地の状況は日々変化したが、各関係機関との連携によって対応し、12月20日にその役割を終えた。