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キユーピー、スムーズビズ推進大賞で大賞を受賞

2019/11/29

キユーピーは(株)11月28日、東京都が推進する「スムーズビズ(※)」の実践を通じて「スムーズビズ推進大賞」の大賞を受賞したと発表した。

東京2020大会はもとより、将来的な物流 効率化も見据えた配送計画の見直しを実施した点や、交通システムマネジメントの実施に合わせ、渋滞を想定した物流テストを実施したことが評価された。

※東京都は東京2020大会期間中の交通混雑緩和も見据え、交通量の抑制や分散に向けた交通需要マネジメント(TDM)やテレワーク、時差Biz等の取り組みを「スムーズビズ」として一体的に推進している。
 
表彰の対象は、スムーズビズ推進期間(7/22~9/6)に行った同社の「物流面」と「人流面」の取り組みになる。

まず物流面では、「無駄のない配送の構築」を目指し、具体的には以下の3点に取り組んだ。

(1)混雑・規制の回避
 区間によって納品時間 を早める・遅らせることにより配送への影響を食い止めた。
(2)翌々日納品
 卸の協力のもと、前々日までに発注をもらうことで配送車両の効率化を図り、確実な配送を実現した。
(3)簡易な検品レス
 出荷情報を事前に発送先へ送ることで、検品作業・荷受け業務の省力化とドライバーの負担軽減、車両の混雑緩和を試みた。

一方、人流面では、東京2020年大会の成功に貢献すべく準備委員会を設立。「各職場で問題なく事業が継続できること」を目指し、“働く時間と場所”に柔軟性を持たせた働き方に取り組んだ。対象の従業員2,200名のうち具体的な活用人数は、サテライトオフィス勤務が1,563名、在宅勤務が582名、フレックスタイム制が1,415名、有給取得は312名(すべての述べ人数)。大会本番を見据えた働き方を試したことで1人ひとりが最も効率的な働き方を考えるきっかけになった。

左からキユーピー上席執行役員ロジスティクス本部長の藤田正美氏、ロジスティクス本部推進統括部の岩田真一氏(左)、大賞受賞記念の盾(右)

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