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センコーグループ4社、モーダルシフトで受賞

2019/11/29

センコー(株)とグループ企業の(株)ランテック、東京納品代行(株)、アクロストランスポート(株)の4社は(一社)日本物流団体連合会の「令和元年度モーダルシフト取り組み優良事業者賞」を受賞し、11月25日に学士会館 (東京都千代田区)で同賞の表彰式が行われた。 
 
受賞内容は「改善部門」1件、「有効活用部門」3件の計4件。「改善部門」では、センコーが拠点間の幹線区間輸送で鉄道や海運の利用比率が全体の40%を超えるとともに、モーダルシフト輸送比率を全輸送量の約66%(2017年度)から約70%(2018年度)へ改善した点が評価された。「有効活用部門」では、センコーが顧客と共同で取り組んでいる、各地サプライヤーから北海道への住宅建材輸送に関して、奈良県や埼玉県に中継所を設置。輸送集約することでトラックからRORO船やフェリーによる海上輸送への転換を行った点が評価された。

また、ランテックは宮城県から大阪府への冷凍食品輸送で10tトラック107台分と、10tトラック120台分の輸送を、それぞれトラックから鉄道へ転換し、この2件の取り組みが評価された。

さらに東京納品代行とアクロストランスポートは、千葉県から北海道へのアパレル商品輸送で、10tトラック91台分の輸送を鉄道へ転換した点が評価された。  
 
 
●授賞式の様子。右からセンコー(株)の福田泰久社長、物流連の渡邉健二会長(上)、右から(株)ランテックの山中一裕社長、物流連の渡邉会長(下)。

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