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物流連、第1回物流環境対策委員会を開催

2019/09/24

(一社)日本物流団体連合会は9月20日、全日通霞が関ビル(千代田区霞が関)において、令和元年度第1回物流環境対策委員会(委員長:日本貨物鉄道(株)取締役兼常務執行役員 玉木良知氏)を開催した。

委員会に先立ち、同委員会主催の物流分野における環境対策への取り組みに関する講演会が開催された。今回の講演会は第20回を迎えた物流連主催の「物流環境大賞」について、受賞案件の表彰式後のさらなる情報展開を図り、物流環境大賞を受賞した企業の取り組みを中心とした内容で実施した。

まず第1部では、流通経済大学学長で第3回以降物流環境大賞の選考委員を務める野尻俊明氏より「物流における近年の環境対策の取り組みについて~『物流環境大賞』審査の視点から~」と題し 、第2部では、山九(株)の望月誠一郎氏・小川一郎氏より「第20回物流環境大賞の受賞案件の概要」について、第3部では国土交通省物流政策課長の飯塚秋成氏より、「連携による持続可能な物流に向けて」と題し、それぞれ講演がなされた。

会員企業の経営層やCSRを担当する管理職など51名が参加した。

引き続いて開催された委員会では、冒頭、長谷川理事長・玉木委員長の挨拶に続き、審議が行われた。

まず令和元年度上期の活動について、第20回物流環境大賞についての表彰結果の報告、令和元年度(第6回)モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)の応募を9月末日まで受け付けていることが報告された。続いて、第18回グリーン物流パートナーシップ会議については現在案件の選定中であるとの報告があったほか、環境省が取り組む「COOL CHOICE(低炭素物流作業グループ)」や、「東京2020TDM推進プロジェクト」に物流連が参画していることが報告された。

続いて、令和元年度下期の活動について、令和元年度(第6回)モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)の表彰式を11月下旬に開催すること、第21回物流環境大賞を12月より募集を開始すること、および第18回グリーン物流パートナーシップ会議の表彰式を12月中旬に開催する予定であることが説明されたほか、引き続き「COOL CHOICE(低炭素物流作業グループ)」および、「東京2020TDM推進プロジェクト」に参画していくことが説明され、活動計画は原案通り全会一致で承認された。

最後に今後のスケジュールの説明があり、委員からの活発な質疑の後、終了した。

次回の委員会は令和2年3月頃の開催を予定している。

●講演会全景(上)、物流環境対策委員会全景(下)

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