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物流連、第6回物流業界インターンシップを開催

2019/09/04

(一社)日本物流団体連合会は8月26日~30日の5日間にわたり、主会場のベルサー ル秋葉原を中心に、会員企業30社と共同で、「第6回物流業界インターンシップ」を開催した。119名の学生が参加した。

初日の午前中は、参加者全員を集めたオリエンテーションとして、物流連の長谷川理事長の開会の挨拶の後、物流いいとこみつけ隊4名から学生に向けたメッセージをパネルディスカッション形式で行った。

続いて、参加企業30社が構えるブースに、学生が自由に訪問できる業界研究セミナーが全7クール(各クール30分間)行われた。

2日目~4日目は各企業での訪問・体験期間となり、参加学生に物流業を実際に目で見て肌で感じてもらうことを目的に、各社物流拠点の見学、座学、現場体験業務、座談会、ビジネスシミュ レーションゲーム等、各社工夫を凝らしたカリキュラムを体験する貴重な機会になった。

最終日の午前中は後援を受ける国土交通省総合政策局物流政策課の新川課長補佐より、「日本の物流政策について」と題し、「物流の現状」や「総合物流施策大綱と施策例」について講演が行われた。

講演後、今回のインターンシップ4日間で各人が得た知識を持ち寄って、参加学生間の情報共有を目的に物流業をテーマとした企画提案型のグループワークが行われ、20チームに分かれて活発な議論・意見交換がなされた。各グループの趣向が凝らされた発表が2チームごとに行われ、最後に物流連の宿谷事務局長が全体の総括を行った。

同日午後の座談会では、参加企業若手社員との交流の場として、物流いいとこみつけ隊を含む参加企業スタッフ総勢39名が、1名~2名で学生5名程度を担当する座談会をローテーションで3回行い、1人ひとりの学生の様々な質問に応答し、交流を深めた。

その後、宿谷事務局長による「学生目線で見る物流業界」と題した、物流業全般の総まとめの講演会が行われ、5日間の全プログラムを終了した。

●物流いいとこみつけ隊によるパネルディスカッション(上)、グループワーク発表会(下)

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