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アマゾン、ロボット作業等の体験学習車両初公開

2019/07/23

アマゾンジャパン(株)は7月20日、川崎フルフィルメントセンター(FC)の近隣に所在するJリーグ・川崎フロンターレの「2019ファン感謝デー」にコミュニティパートナーとして参加し、チームの後援会会長である川崎市の福田紀彦市長と夏休み中の500名の親子を招いて、日本初の物流施設をテーマとしたSTEM教育を体験できるMobile FC(仮称)の披露式を行った。

会場の等々力スタジアムに登場したMobile FCは全長約8.5mの8tトラックの荷台ウイングが開くと、児童達がアマゾンの物流拠点であるフルフィルメントセンターとAmazon Roboticsの仕事を体験できる様々な設備が登場する仕組みになっている。

アマゾンのFCは近隣の若者の未来を応援することを目的に、2013年より高校生を対象とした職業体験プログラム「ジョブシャドウ」を実施しており、2017年からは小学生向けに「FCの仕組みとAmazon Roboticsを学ぶSTEMワークショップ」等を積極的に実施している。

また、それらの地域貢献活動が評価されて、2019年2月に、文部科学省が推進する「青少年の体験活動」の機会の充実と普及啓発を図る企業として、「青少年の体験活動推進企業表彰」の審査委員会奨励賞を受賞した。

今回のMobile FCでは、大型トラックを使用して、アマゾンのテクノロジーやイノベーション、安全を最優先する働きやすい職場環境等を体験できる。具体的には、Amazon Roboticsを導入しているFCで実際に行われている商品の棚出しや梱包作業の体験や、自走式商品棚(ドライブとPOD)の原寸大の模型等に直接触れることが可能。また、2020年より文部科学省が小学校でのプログラミング教育を全面実施することに先駆けて、STEM教育(Science[科学]、Technology[技術]、Engineering[工学]、Mathematics[数学])の一環として、Amazon Roboticsの操作をプログラミング体験できるワークショップも実施して、児童達の物流やAmazon Roboticsに関連する職業への関心を高めていく方針。

また、Mobile FCの正式名称はFC近隣の小学校の児童達から募集して、今秋に新しい名前の発表イベントを予定している。

●Mobile FC(仮称)の様子

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