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物流連、来年3月開催の「人材育成研修」募集開始

2018/12/03

(一社)日本物流団体連合会は12月3日、2019年3月に開催する2つの「人材育成研修」の募集を開始した。

●開催概要
(1)物流・ロジスティクス入門講座
近年、様々な企業で物流の重要性が高まっており、世界経済のグローバル化や、それに伴う規制緩和の急速な展開、さらにはIT革命や環境重視の社会状況から従来とは異なる物流システムが求められている。
現在は戦略性や計画性が大幅に補強され、ロジスティクス、サプライチェーンマネジメントといった高度な戦略性を持った経営手法の概念へと進化している。
同講座は物流・ロジスティクスの基本知識から最新動向、実務知識について体系的に解説する。

講師:鈴木邦成氏 物流エコノミスト、(一社)日本ロジスティクス学会理事
開催日時:2019年3月5日(火)10:00-17:00
会場:砂防会館別館「会議室」
定員:40名
対象:物流部門に携わる新任担当者、物流・ロジスティクスの潮流を学びたい方
参加費(1名・資料代・消費税含む、昼食代含まず):日本物流団体連合会正会員/物流情報センター賛助会員4万3,200円 上記会員外4万9,680円

(2)物流コスト管理入門セミナー~物流オペレーションの生産性向上ためのコスト算定・活用
トラック不足、人手不足が深刻化し、原価高騰によって収益を確保することが厳しくなるなかで、物流コストマネジメントの必要性がますます高まっている。
物流事業者の立場からは、輸送や保管といった単機能を請け負うだけでなく、3PL等として荷主の物流を包括的に受託するために、コストマネジメントやコスト効率化・改善活動なども自ら行う必要に迫られている。
荷主の立場からは、一方的に値下げを求めるだけのコスト削減は、すでに社会的に受け入れられなくなっており、物流のコスト構造を理解し、物流事業者と協同し、仕組みを改善することで効率化することが必要となっている。
以上の背景からコスト管理は、例えば単純な原価計算に留まらず、物流条件ごとのサービスコストの算定や、コスト効率化のための計画立案など、幅広い知識・内容が求められている。
このような現状を踏まえ、物流オペレーションの収益性向上に資することを目的に、コスト管理の概要からコスト効率化の具体的手法までの幅広い内容を含む研修を開催する。

講師:
・久保田精一氏 合同会社サプライチェーン・ロジスティクス研究所 代表社員
・上村聖氏 経営コンサルタント、城西大学経営学部教授
開催日:2019年3月13日(水)10:00-17:00
会場:砂防会館別館「会議室」
対象:物流コストに関心をお持ちの企業実務担当者・管理者、物流オペレーションの改善によるコスト低減に関心のある企業実務担当者・管理者等
定員:40名
参加費(1名・資料代・消費税含む、昼食代含まず):日本物流団体連合会正会員/物流情報センター賛助会員4万2,660円(税込) 上記会員外4万9,140円(税込)

●問い合わせ先
(一社)日本物流団体連合会 物流情報センター
東京都千代田区霞が関3丁目3番3号 全日通霞が関ビル5階
TEL:03-3593-0139(代)
FAX:03-3593-0138

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