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佐川急便、「環境経営度調査」運輸部門ランキングで3年連続首位に

2018/02/02

SGホールディングスグループの佐川急便(株)は2月2日、日本経済新聞社の「第21回環境経営度調査」運輸部門ランキングにおいて3年連続で第1位を獲得したと発表した。

今回のランキングでは、同調査の各指標となる「環境経営推進体制」、「汚染対策・生物多様性対応」、「資源循環」、「温暖化対策」のすべてで最高点(各100点)を獲得した。

同社は物流業界でいち早く「自社でのCO2 排出量(Scope1・2)」と「その他間接排出量(Scope3)」を開示し、サプライチェーン全体でのCO2排出量を把握し、環境負荷の低減に注力。また、環境負荷を低減する車両(天然ガス、ハイブリット、電気、クリーンディーゼル等)の積極的な導入やJR貨物と共同開発た電車型特急コンテナ列車「スーパーレールカーゴ」によるモーダルシフトなどの各種ハード面の環境対策、物流の効率化や生産性向上に向けた新たなソフト面の取り組みも推進している。

例えば、鉄道やバス、タクシー等で旅客と貨物を一緒に運ぶ貨客混載事業の拡大、配送拠点での事前仕分けにより、大型複合商業施設での入荷作業を効率的に行う「スマート納品」や大規模複合商業施設の物流を一元管理する「館内物流システム」の展開、台車や自転車などで集配を行う「サービスセンター(SC)」の地域展開による環境対策と地域コミュニケーション強化など、環境、経済、社会が一体となった持続可能な取り組みを進めており、こうした取り組みが高く評価された。

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