[最新ニュース] その他

JADMA「2016年度通販市場売上高調査」6.9兆円市場へ

2017/08/28

(公社)日本通信販売協会(JADMA)は8月28日、2016年度(2016年4月―2017年3月)の通信販売市場の売上高について調査の速報値を発表した。

それによると2016年度の通販の売上高は、前年比6.6%増の6兆9,400億円となり、金額ベースでは前年に比べ4,300億円の増加となった。マイナス成長を記録した1998年度以来、18年連続して増加傾向が続き、直近10年の平均成長率は6.6%。

通販市場の傾向として、アパレル通販やBtoB通販が堅調であること、プラットフォーム系を含む通販支援サービスの充実等が挙げられます。

通販市場の売上高は、会員情報に加えて、当協会会員460社(調査時点)を対象に実施した「第35回通信販売企業実態調査」から得た回答の売上部分を先行集計した結果と、各種調査から推計できる有力非会員285社の売上を加えて算出しており、推計値は、衣料品や雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心。保険・デジタルコンテンツは、会員売上高に一部含まれる。

なお、商品別や媒体別などを分析したレポートは、11月に「第35回通信販売企業実態調査報告書」として刊行予定。

|↑一覧に戻る|