2013/09/27

センコー(株)は、9月21日～22日、「センコー技能コンテスト チャンピオンシップ2013」を、同社の交通安全研修施設「クレフィール湖東」（滋賀県東近江市）で開催し、各地区の予選会を勝ち抜いた選手たちが日ごろ培った技術と知識を競った。

同コンテストは、同社グループの現場力強化の一環として、安全・品質・生産性向上に向けて、技術・知識を高めることで「プロ」と呼ばれる人材の育成を目的に開催しているもので、今回が6回目。大会には出場選手が所属する支店・営業所から200名以上の応援者が駆けつけ、大会を盛り上げた。

競技は、ドライバーが11トン部門・4トン部門、オペレーター（フォークリフト）がカウンタ部門・リーチ部門、そして電話応対部門の全5部門で実施。ドライバーの11トン部門、オペレーターのリーチ部門は、今回新たに設立したもの。

ドライバー競技は11トン部門に12名、4トン部門に11名が参加。隘路（あいろ）やバックスラロームなどの課題走行のほか、模擬市街地走行では法規走行を遵守した右左折や停止位置での停車など、正確な操車技術と適切な安全確認に取り組んだ。

オペレーター競技はカウンタ部門に13名、リーチ部門に11名が参加。同社グループで独自に考えた「センコー流」という作業手順での点検競技のほか、走行エリアと荷役エリアでのマスト操作などの基本操作に加え、狭小エリアで障害物を回避しながら方向転換するハンドル操作などを競った。

一方、電話応対部門には32名が参加。3分間の競技時間の中で、顧客からの商品問合せ、ツアー問合せへの分かりやすい内容説明や、顧客のニーズを引き出し、提案するなど、顧客の心をつかむ電話応対力を実演した。