2013/01/10

国土交通省は1月9日、運輸安全マネジメント制度の現況について、平成23年10月からの動きをとりまとめ、公表した。

主な内容は次の通り。

・運輸安全マネジメント制度の概要と取組状況

・運輸安全マネジメント評価の実施状況

・運輸安全マネジメント評価を受けた事業者の皆様の声

・運輸の安全確保に関する政策ビジョン

・運輸安全マネジメント制度に係る専門家からの寄稿

＜参考＞運輸安全マネジメント制度について

・運輸安全マネジメント制度とは、陸・海・空の運輸事業者に、経営トップから現場まで一丸となった安全管理体制を構築・改善し、事業者内部における安全意識の浸透・安全風土の醸成を図ってもらうことをねらいとした制度であり、平成18年10月から導入されている。

・国土交通省は、運輸事業者の安全管理体制の構築・改善状況に関する評価（運輸安全マネジメント評価）を行っている。

・当該評価の結果によると、全般的に、運輸事業者の取組は進んでおり、その継続的改善もほとんどの事業者で行われるようになっている。

・また、運輸事業者からのアンケート結果によると、大多数が「運輸安全マネジメント制度は自社の安全確保のために有効」と回答している。

・国土交通省は、本制度導入5年目を機に「運輸の安全確保に関する政策ビジョン」を昨年12月に策定しており、本ビジョンを踏まえ、引き続き、適切に評価を実施すること等により、運輸事業者による更なる安全管理体制の自主的な構築・改善を促していく、としている。

詳細はhttp://www.mlit.go.jp/common/000234186.pdf