2013/09/10

（一社）日本物流団体連合会（物流連）は、平成25年9月3日に2013年度第1回国際業務委員会を千代田区霞ヶ関の尚友会館で開催した。

委員会には、国土交通省より加藤物流審議官、小瀬国際物流課長が出席し、加藤氏より「国土交通省物流部門の今後の取り組み」と題した講演が行われた。

講演は委員の他に物流連会員からも広く出席者を募集し、総勢115名の講演会となった。講演の中で加藤氏は、主に今後の国際物流施策の取り組み方針及び平成26年度予算概算要求について説明するとともに、政策の推進には官民の連携が非常に重要であり、物流連とのコラボレーションをさらに強めていきたいと述べ、出席者からも積極的な質問、意見が寄せられた。

講演会終了後委員会議事に移り、海外物流戦略ワーキングチームの活動報告を行った。今年度は、昨年度から引き続き我が国物流企業の海外進出に際しての課題についてさらに情報収集等を進めながら、国土交通省が海外で行う政策協議に向けて政策提案を行っていく事、また11月に物流連で実施する予定のミャンマー海外物流調査について、調査項目について説明が行われた。