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日本郵船、新入社員が東日本大震災被災地でボランティア研修

2014/07/30

日本郵船(株)は、2014年度4月入社社員の新入社員研修の一環として、岩手県上閉伊郡大槌町でボランティア研修を実施したと発表した。

同社では東日本大震災発生後3年間にわたりグループ社員、役員、OBのボランティアを被災地に派遣し、東北復興に向けた支援を行ってきたが、今年度はその延長として、新入社員が地域の方々と交流しながら被災地で活動し、企業の社会貢献の意味を考えること及び業務以外の視野を広げることを目的に現地でのボランティア研修を実施した。

研修は4泊5日の日程で行われ、現地視察や現地NPO団体とのボランティア活動のほか、実際に被災地で直面している課題を題材としたワークショップを行った。このワークショップで新入社員は大槌町の責任者役となり、困難な状況下におかれた際の意思決定や判断、町民の合意をはかることの困難さを体感し、机上の研修では得られない貴重な5日間を過ごしたという。
 
同社は、地球社会とともに生きる企業市民として、引き続き復興支援活動に取り組んでいくとしている。

<ボランティア研修の概要>
対象者:2014年度入社新入社員
人数:34名
研修期間(2グループに分かれて実施):
(1)7月7日~7月11日
(2)7月21日~7月25日
研修場所:岩手県上閉伊郡大槌町内・釜石市内
研修内容:
・現地語り部ガイドによる大槌町視察
・ボランティア活動(菜種刈り、脱穀、農地整備、間伐作業など)
・被災地の課題をテーマにしたワークショップ

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