2014/07/24

東京都が実施している貨物輸送評価制度において、7月1日に平成26年度評価取得事業者が公表され、SBSグループからは、SBSロジコムが2つ星、SBSトランスポートが1つ星の評価を獲得したと発表した。

貨物輸送評価制度は、東京都が昨年より本格運用を始めた取り組みだ。貨物輸送事業者のCO2 排出削減の努力を評価し公表することで、事業者の取り組みのさらなる強化と、環境配慮に優れた事業者として荷主からの選択を促進させ、CO2の削減推進を図るものだ。

同社グループでは、エコ安全ドライブの推進や低公害車の導入促進など、車両による環境対策に注力しており、本制度にはさらなる燃費改善とCO2削減をめざし、2012年の試行時から積極的に参加している。

今回の申請では、SBSロジコムとSBSトランスポートの2社が挑戦し、SBSロジコムは2012年に続き2つ星を、初挑戦のSBSトランスポートは1つ星の評価をいただいた。

同社グループでは、現状に満足することなく、さらなる燃費改善努力を続ける必要があると認識しているという。今後も、同制度のような第三者による客観的な評価を活用して燃費改善の体制や運営の強化に取り組み、CO2削減を進めていくとしている。