2014/07/23

(一社)日本物流団体連合会は、2014年7月9日から18日までの10日間、過去最大規模の17名の2014「欧州ロジスティクス視察団」を派遣し、視察団は、全日程を予定通り終了し、無事帰国した。

同連合会は、例年、欧州を代表する優良企業の最新鋭物流センターの視察を中心に企画してきたが、本年度は、川合正矩物流連会長を団長とし、欧州を代表する政府機関、物流のゲートウェイなども訪問先に加えた。

参加者は、物流連会員企業を中心とする企業幹部で、そのうち9名が代表取締役であり、企業のトップを中心とする構成となった。

視察先は、ロッテルダム港湾公団（オランダ）、欧州委員会及び欧州連合日本政府代表部（ベルギー）、UNIPART LOGISTICS（ドイツ）、在ドイツ日本大使館の3か国5機関で、それぞれの訪問先において、各機関の取組みや、EU地域における物流政策や課題について説明をうけ、その後、日本の物流事業の課題を踏まえた活発な意見交換が行われた。

同連合会では、海外視察を、最新の情報収集と、幅広い物流企業経営者層の交流の場と位置づけ、今後さらに充実した企画を打ち出していきたいとしている。