㈱寺岡精工は7月23日、セルフ量り売りにおける小売店の負担を減らす、ソフトバッグディスペンサ「EcoPlus」を開発したと発表した。

商品の入った袋(ソフトバッグ)をそのまま計量器内蔵ディスペンサに装着できることで、店舗オペレーションを簡略化する。

また、2026年7月24日より、㈱斗々屋(本社:京都府京都市)が運営するゼロ・ウェイストスーパー「斗々屋」において国内初となる実証を開始。量り売りが本来持つサステナブルな価値を活かしながら、店舗の作業負担やミスの軽減を検証する。

ソフトバッグディスペンサ「EcoPlus」
「EcoPlus」設置イメージ

●量り売りの価値はそのままに、店舗オペレーションを改善
量り売りは、欲しい商品を必要な量だけ購入できることから、食品ロスや包装資材の削減につながるほか、消費者1人ひとりのニーズに応じた買い物を実現できるサステナブルな販売方法として注目されている。一方、従来の量り売りでは、商品補充時の移し替え作業や、ディスペンサの洗浄等が必要となり、店舗におけるオペレーションの負担が課題となっていた。

「EcoPlus」は食品メーカーから納品される商品の充填されたソフトバッグを、そのまま装着できるディスペンサ。店舗では、バッグをセットするだけで商品補充が完了するため、商品の移し替えや洗浄等の作業負担を軽減する。また、食品メーカーにとっては個別包装が不要となり、包装資材と包装コストを削減できる。消費者は簡単な操作で欲しい商品を必要な量だけ購入でき、店舗・食品メーカー・消費者それぞれにメリットをもたらす新しい量り売りソリューション。

今回の実証では、「EcoPlus」の導入による店舗オペレーションの効率化や作業負担・作業ミスの軽減に加えて、店舗・食品メーカー・消費者それぞれにもたらす効果を検証し、量り売りのさらなる普及を目指す。

「EcoPlus」には世界初の減算式はかり(※)が内蔵されている。消費者が商品を入れている途中でも、重量と価格がリアルタイムに表示されるため、金額を確認しながら購入量を調整できる。また、消費者は面倒な風袋引き(容器の重量を引く)操作を行うことなく、自分の容器を使って簡単な操作で量り売りでの買い物を楽しむことができる。

※計量部に乗せた商品の総重量を管理し、商品を取り出した量から重量と金額を算出する減算式の商用秤として、世界で初めて計量法に基づき型式承認を取得した秤。

(左)計量ユニット
(右)ディスペンサユニット

●店舗情報
店舗名:斗々屋 京都本店
所在地:京都府京都市上京区 河原町通丸太町上る出水町252番地 大澤事務所ビル1階
営業時間:10:00~19:00(木曜定休)
URL:https://totoya-zerowaste.com/