[最新ニュース] その他

SBSフレック、安全対策事例が運行管理者講習テキストに採用

2014/04/28

全国食品物流のSBSフレック(株)(本社:東京都墨田区)は、独立行政法人自動車事故対策機構(本部:東京都墨田区)が発行する運行管理者一般講習用テキスト2014年度版に、事故防止対策等に関する情報として、同社の安全対策の取り組みが事例掲載されたと発表した。

自動車事故対策機構は、「守る」「防ぐ」「支える」をスローガンに、自動車事故の防止と被害者支援を業務の柱にされている国土交通省所管の独立行政法人だ。運送事業者の運行管理者に義務付けられている一般講習を全国で開催し、毎年約10万人が受講している。

この講習会で自動車事故対策機構が使用・配付される運行管理者一般講習用テキスト2014年度版に、安全対策の好事例として同社の取り組みが採用された。同テキストは今年4月から使用され、今後2年間、同社の事例が約20万人の運行管理者に紹介される。

同社は、今回採り上げられた安全対策のさらなる充実を図るとともに、新たな施策の導入も進めていくという。事故撲滅に不断の努力を払い、顧客に安全・安心・確実な食品物流サービスを提供していくとしている。

<テキスト掲載された同社の安全対策の取り組み>
(1)運輸安全マネジメント推進による事故防止
SBSグループ運輸安全マネジメント運用基準に基づき、同社グループ5社のマネジメントをPDCAサイクルで推進。
(2)物流品質事故のルール化と対策の徹底
自動車事故から商品の落下・破損まで、事故全般を物流品質事故として一元管理。原因分析から具体策まで徹底追求。
(3)表彰制度の確立と実施
現場力アップに向け、ドライバー・フォークマン・ピッキングスタッフなど、職種ごとに表彰制度を設立し実施。
(4)物流品質事故防止カレンダーの作成・掲示
前年の物流品質事故発生日を今年のカレンダーに反映させ、再発防止に向けた戒めとして活用。
(5)同社独自の安全運転講習会等の開催
SBSグループの講習会とは別に、同社独自で開催。エコドライブ研修、安全運転研修、フォークリフト講習等を実施。
(6)ナスバネットの活用
ナスバ機器を4台保有し、うち2台はグループ会社、実務委託会社へ貸出。約2年間で600名を超えるドライバーが受診。


|↑一覧に戻る|