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三陽商会、サンヨー・アイストアが実店舗との在庫連携を拡大

2014/04/15

(株)三陽商会は、直営オンラインストアのSANYO iStore(サンヨー・アイストア)において、(株)NTTデータの開発協力のもと、4月23日より、社内在庫の完全連携を実現し、また、「ラブレス」と「ギルドプライム」「三陽山長」の店頭から「お取り寄せ購入」を可能にするサービスを開始すると発表した。

昨今、消費者の購買行動においては、急速に「オムニチャネル/オムニメディア」化が広がっており、ファッションにおいても、24時間・365日、"好きな時に""好きな場所で""好きな端末によって"情報を入手し、様々な接点を通してブランドに触れ、商品を購入するというスタイルに変貌している。一方で、Eコマース(EC)事業においては、EC用在庫の欠品による「顧客の購入機会ロス」が課題となっていた。

このたびの新たな機能追加により、EC用在庫が欠品していても、実店舗用在庫が倉庫にある場合、または、店舗にのみ在庫がある場合、「お取り寄せ購入」を可能とする。これに先駆け、2012年3月に、それまで単独の倉庫で取扱っていたEC用在庫を実店舗用倉庫内に移設、2013年2月からは夜間のみEC用在庫と実店舗用在庫の連携を開始した。そして、2014年4月23日より、社内在庫の昼夜完全連携が実現する。なお、店舗からのお取り寄せについては、「ラブレス」「ギルドプライム」「三陽山長」からスタートし、順次、対象ブランド・対象店舗を拡大していくという。

サンヨー・アイストアはオープン以来、顧客の利便性向上のため、機能ならびにサービスの充実を行ってきた。2013年8月には、スマートフォン専用サイトを全面リニューアルし、「サイト構造」「ユーザー導線」「見やすさ」「使いやすさ」等の改善を実施した。今後も、顧客を中心に、ブランドを核とした、アパレルメーカーとしての「オムニチャネル/オムニメディア」への対応を推進していくとしている。

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