㈱豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは1月30日、IT・デジタルコンテンツの専門学校HAL名古屋と連携した「産学連携アニメーション制作プロジェクト」として、CG・デザイン・アニメ4年制学科CG映像コース4年生11名、ミュージック学科4年生4名と「未来の物流」をテーマに短編アニメーションを制作し、1月28日から配信したと発表した。

同プロジェクトは、2022年4月からHAL名古屋と共同で取り組んできたもので、若い世代に同社の主力事業の1つである物流ソリューションへの興味をもってもらうことを目的としている。学生達が約9か月かけて取り組み、同社デザイナーの支援のもと、物流の重要性や未来の物流技術を感じさせる「魅力・インパクト・斬新さ」をもった作品が完成した。

●HAL名古屋×トヨタL&F産学連携アニメーション
タイトル:「Tea Time Race」
https://youtu.be/WFsD9ha9SFI?list=TLGGOsq2lqNtbLAwNTAyMjAyMw

今回の連携は、これから社会人になる学生にとって、企画立案から制作までプロと同じように課題を実践することで、働くイメージを掴むきっかけとなり、同社デザイナーにとっても学生ならではの柔軟な視点や発想や型にはまらないアイデアに触れることで、新たに気づきを得る機会となったとしている。

制作したアニメーションは、今後、同社の採用活動等への活用を検討している。

HAL名古屋での指導の様子
アニメーションのスケッチ・コンテ

●プロジェクトに参加した同社社員のコメント
学生達がプロフェッショナル予備軍として、強いこだわりで最後まで作品を作り込む姿勢が印象的でした。また、アニメーションを用いた物流表現が日本ブランドを新鮮にアピールできることを気づかせていただきました。