2014/03/31

(株)村田製作所は、2013年12月に着工していた、東京電波(株)群馬工場（群馬県佐波郡） でのメガソーラーシステムがこのたび竣工し、3月より稼働・発電を開始したことを発表した。これは、同社での最大規模の発電所（発電規模1.6MW）となる。

同社は2013年8月1日に、東京電波(株)を子会社化しており、ムラタのメンバーとして迎えたことを機に、関東における再生可能エネルギーの普及と電力の安定供給に貢献するため、東京電波群馬工場の敷地内に、メガソーラーシステム（発電規模：1.6MW）を設置することとした。同システムでは、一般家庭約540世帯が年間に消費する電力量を発電することができ、ここで発電した電力は固定価格買取制度を適用し、東京電力や新電力会社に売電する。

また、地元自治体と協力し、小・中学校での環境学習にも役立てていく予定だ。

同社での再生可能エネルギーの導入は、村田製作所本社ビル（50kW）、野洲事業所（1MW）、中国の深セン村田科技有限公司（1MW）を含めると、合計3.6MWの太陽光発電規模となる。

＜メガソーラー群馬の概要＞

施設名称：村田製作所メガソーラー群馬

所在地：群馬県佐波郡玉村町箱石430 東京電波(株)群馬工場敷地内

総出力：約1.6MW

使用モジュール枚数：約6,700枚

施工者：シャープ(株)

年間発電電力量（推定）：180万kWh

用途：固定価格買取制度を適用

工期：2013年12月着工、2014年3月竣工