2014/03/17

日本通運(株)は、日本から輸出する野菜・果実・魚介類・肉類などの生鮮食品を対象とした新しい保険を3月17日より販売すると発表した。

本保険は、「NEX－FOOD フレッシュ・コンテナ」や「海上冷凍混載サービス」など当社の生鮮食品を対象としたすべての国際一貫輸送サービスに付保することができ、デリケートな扱いが必要な生鮮食品の輸出における様々なリスクに対応する。

昨今、海外における日本の農水産物や食品の需要が高まり、輸出が拡大している。しかし、種類によっては品質管理が難しく、輸送中に腐敗することもある。また、仕向地では輸入許可がおりず返送・廃棄せざるを得ない、薫蒸・消毒処理が求められるなど、発送時には想定できない問題も起こっている。

当保険は、輸送中の損害だけではなく、品質劣化による損傷や輸入国で処分等などによって発生した各種追加費用についても補償する新しい保険商品だ。

同社は今後も、日本の生鮮食品に対する需要が高まる世界各国向けに、生鮮食品輸出サービスの拡充を図っていくとしている。