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日本郵船、三井住友銀行の環境配慮評価融資で3回連続最上位評価

2013/02/13

日本郵船(株)は、(株)三井住友銀行のSMBC環境配慮評価融資において、3回連続での最上位評価を取得した。

同社は環境問題を経営上の最重要課題の1つととらえ、中期経営計画「More Than Shipping 2013」で「2015年度までに2010年度比較で燃料消費効率を10%向上」という明確な目標を掲げている。その目標達成に向けたさまざまな取り組みが同融資の評価基準である「環境マネジメント」「環境ビジネス」「環境保全対策」「環境負荷の把握」のいずれの面でも非常に高い水準であると判断され、特に「環境マネジメント」では最高水準であると評価された。

同社グループは、船舶の燃費効率向上のための新たな環境技術の1つとして、独自のブロア式空気潤滑システムを開発。モジュール運搬船2隻に搭載した後、世界初の主機掃気式空気潤滑システムを開発し石炭運搬船へ搭載した。

環境保全対応として、海上ブロードバンド通信装置をコンテナ船全船に導入することを決定、運航に関わるさまざまな情報を船陸間でリアルタイムに共有することで、運航中の燃料消費量と二酸化炭素(CO2)を削減する最適経済運航プロジェクト「IBIS」の取り組みを推進中だ。

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