2014/03/07

日本通運(株)は、3月1日、2日、山形県飯豊町にある「日通の森」で森林育成活動を冬季に初めて実施し、同社従業員及びその家族34人が参加したと発表した。

「日通の森」（山形県飯豊町）は、2007年同社の創立70周年を機に地球温暖化防止および生物多様性の保全を目的として設けたもので、地元自治体、森林組合、NPO法人など地域の協力・指導のもと計画的に間伐や植栽を行っている。特に毎年夏季に広く従業員の参加を募って森林育成活動を行っており、これまで14回実施している。

冬季の開催は初めてで、飯豊町は例年より積雪が少ないものの2m以上の積雪があり、かんじきを履いての活動となった。参加者は、冬季の活動として「木づかい」のひとつである椎茸のホダ木づくりや炭焼きを行い、2日目にはスノーモービルの試乗など雪国ならではの体験をした。

育成活動の合間には「熊なべ」がふるまわれ、夜には山形県に伝わる小正月行事「さいぞう笑い（ヤハハエロ）」を行い、地元の方とともに無病息災、・五穀豊穣を祈念し、交流を深めたという。

同社は、山形県飯豊町のほか、鳥取県日南町、静岡県伊豆の国市にも「日通の森」を設けている。