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センコー、アスファルトタンカー「ANGEL BLUE」が就航

2014/03/03

センコー(株)は、伊藤忠エネクス(株)と共同で建造していたアスファルトタンカー「ANGEL BLUE(エンジェル・ブルー)」を完成させ、2月28日から就航させたと発表した。
 
同社は、一般貨物船やケミカルタンカーなど18隻の船舶を運航し、海上運送事業を行っている。

一方、伊藤忠エネクスは、アスファルトを安定的に供給するため、アスファルト貯蔵基地、アスファルトタンカーへの投資を行っている。

同社と伊藤忠エネクスは、韓国で製造されるアスファルトを日本国内の貯蔵基地に輸送するため、昨年5月にアスファルトタンカー「GREAT CRANE(グレート・クレイン)」を共同で建造、就航させている。

新造船「ANGEL BLUE」は、韓国最大のアスファルトメーカー「SKエナジー」の製油所をはじめ海外のアスファルト製品を日本国内の貯蔵基地に輸送し、日本国内のアスファルトの安定供給に寄与する目的で建造された。

同社は伊藤忠エネクスのアスファルトの安定供給体制をサポートしていくとしている。

<船舶の概要>
名称:ANGEL BLUE(エンジェル・ブルー)
船主:伊藤忠エネクス(株) 80%、センコー(株) 20%
建造者:(株)栗之浦ドック
船型:総トン数1,450トン型アスファルトタンカー
※アスファルトタンカーは、高温で溶融した状態のアスファルトを運ぶためのタンクなど特別な構造を備えている。
積載量: 1,500立方メートル(1,350トン)
進水式:2013年12月18日
竣工、就航:2014年2月28日

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