(一社)日本自動認識システム協会(JAISA)バイオメトリクス部会は2月10日、生体認証精度評価に関する国際標準化活動報告会をオンライン開催する。

精度評価国際標準化検討委員会は2019年度(平成30年度)より、JAISA精度評価技術グループとともに少ないサンプル数で精度評価ができる新しい方法の研究開発と国際標準化の検討を進め、日本SC37WG5の国際標準化活動を支援。今回の報告会では、その3か年の活動を振り返り、国際標準化の推進状況や新しい精度評価の手順や効果を検討委員会メンバーより報告される。

●開催概要
開催日時:2022年2月10日(木)15:00~17:00
開催方法:(一社)日本自動認識システム協会 Teams会議システム
募集定員:60名(リモート参加、事前登録制、参加料無料)

●プログラム(発表時間:分)
――技術の進化と標準化の動向、国際標準化状況と新しい精度評価方法について

(1)主催者挨拶――生体認証の高精度化と精度評価の課題(10)
  新精度評価国際標準化に関する検討委員会 委員長 鷲見 和彦氏

(2)来賓挨拶――国際標準化の取り組みについて(10)
  経済産業省産業技術環境局国際電気標準課 課長補佐 木村英和氏

(3)日本提案の新しい精度評価方法の国際標準化ロードマップ(20)
   講師:国際標準化 SC37/WG5 小委員会 主査 山田茂史氏

(4)新しい精度評価方法の研究開発と普及啓発
 ①2つの極値統計モデルを用いた精度評価の手順(20)
  講師:バイオメトリクス部会 精度評価技術グループ 鈴木彦太郎氏 
②生体認証精度評価における極値統計導入の効果(20)
  講師:バイオメトリクス部会 精度評価技術グループ 松濤智明氏

(5)所感――生体認証の将来像と今後の活動(10)
  講師:バイオメトリクス部会 精度評価技術グループ長 日間賀充寿氏
※諸般の事情により、予告なく変更になる場合あり。

●参加申込サイト
https://reg18.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=oeka-lftili-d1cce8d3c23b1b67d260ea99d42d610c