2018/08/03

オリックス(株)とオリックス・レンテック(株)は8月3日、棚入れやピッキング作業を一部自動化できるギークプラス社製AI搭載自動搬送ロボット“EVE”のレンタルサービスを開始した。

両社は今年5月よりオリックスが開発している物流施設に入居するテナントを対象に物流ロボットを6か月間無償で提供するレンタルサービスを開始。そのラインアップにテナントの需要が高いピッキングロボット“EVE”を加え、これで同サービスでの取り扱いは7メーカー8機種となった。

仕入れ商品の陳列やピッキング作業はこれまで作業員による手作業で行っており、身体的な負荷と作業効率の低さが課題だった。しかし、商品が並ぶ専用棚の下部に潜り込み、棚自体がさ作業員の待つワーキングステーションまで自動で移動する機能を持つピッキングロボット“EVE”の導入により作業員の負担軽減が見込める。

省エネ設計により30分の充電で10時間の稼働が可能で、手作業に比べて約3倍程度、作業効率の向上が図れる。