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ZMP、自動運転の実証実験エリアを拡大

2018/04/17

(株)ZMPは4月17日、東京お台場・有明エリアで自動運転の公道実証実験を実施し、最新の動画を公開したと発表した。

今回の実験は2020年東京五輪での自動走行タクシーサービスの実現を見据え、従来のお台場エリアから有明エリアまでルートを拡大。運転席にドライバーが乗車している状態で、以下の点について技術の検証を行った。

(1)スマホ・タブレットとの連携
サービスを想定し、スマホによる車両の呼び出しとドアのコントロール、車内タブレットによるルートや現在地の確認、降車手続きの技術等を実装し、スムーズな連携が可能であることを確認。

(2)周囲とのコミュニケーションを図る情報表示
運転席にドライバーが乗車していない状態でのサービスを想定し、自動運転車の様子を示す表示器を設置。「自動運転中」、「ありがとう」といった表示を行い、後方車両から表示内容の確認を行った。

なお、これらの自動運転技術はZMPが開発した自動運転開発プラットフォーム製品「RoboCar MiniVan」、および「IZAC」をベースにして開発されたもの。

●動画サイト
https://www.youtube.com/watch?v=XksWxiBwR3o

●スマホでドアオープン(上)、周囲とのコミュニケーションの表示例「自動運転中」(中・下)

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