2018/03/05

ヤマトHD傘下のヤマトシステム開発(株)は3月5日、多様化・厳格化が進むセキュリティ対策を事業者が所有する資材に取り付けるだけで実現する汎用的な端末「セキュリティmodule」を開発したと発表した。4月から提供を開始する。

2018年度中に5,000セットの導入を目指す。温度、湿度、衝撃、傾斜等のセンサーの搭載による輸送追跡＋輸送物の状態監視などの機能追加も検討中。今後、輸送以外の利用シーンも想定し、事業者並びに一般消費者のニーズの変化に対応する汎用的なセキュリティツールへの改良を進める。

●サービスの特徴

（1）事業者がすでに所有している資材やケースに取り付けるだけで、セキュリティが向上。

（2）以下の3種類の開錠方法から利用シーンにあった最適な方法を選択できる。

　[a] 携帯電話開錠：事前に登録した番号から開錠。

　[b] Web開錠：権限を持つ人のみが遠隔操作で開錠。

　[c] 専用ICカード開錠：専用カードで開錠。

（3）GPSの搭載により、端末の現在地を把握できる。

（4）いつ・どこで・誰が開錠したのか利用ログの確認が可能。

（5）異常な開錠が行われた場合にはメールで知らせる。

●製品概要

GPS内蔵端末（制御部）電子錠　サイズW9.8×D9.8×H2.8cm

電子錠　サイズW5.5×D5.5×H2.4cm

費用（価格は全て税抜）

初回契約料金　　5,000円

初期設定料　　　5,000円/セット

月額利用料　　　4,000円/セット

※専用ICカード　2,000円/枚（オプション）