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シーネット、ニッセンの物流システムに在庫管理システムを導入

2013/11/20

(株)シーネット(本社:千葉県船橋市)は、大手通信販売会社である(株)ニッセンの商品の物流サービスを取り扱う(株)通販物流サービス(本社:福井県あわら市)で、家具やインテリア商品などを取り扱う三重大型商品配送センター(三重県いなべ市)において、シーネットの在庫管理システム「ci.Himalayas/ec」を納入し、平成25年8月26日に稼働を開始したことを発表した。

通販物流サービスの三重大型商品配送センターでは、倉庫管理システムの保守期限切れに加え、荷主や拠点増加の際の追加システム開発コスト増を問題としていた。また、変化の速い通販ビジネスにおいて、システムの柔軟性と発展性は必要不可欠であり、今後の物流拠点の展開や、3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)としての事業展開を見据えてシステムリプレイスを検討した結果、同社の在庫管理システムの導入に至った。

大手企業への導入も含め実績が豊富にあり、数々の業務パターンをカスタマイズ部品として保有しているため、機能の追加や変更があった際にも低コストかつ短期間で対応できる点が、柔軟性の高いシステムとして評価された。

また、クラウド型のシステムであるため、導入費用が抑えられ短期間でシステム構築できる点や、複数荷主や複数拠点が1つのシステムで管理できる点が、今後の拠点展開や3PL事業拡大の際に優位であると評価されました。加えて、サポート体制に関しても、一般的なシステムサポートに加え、24時間365日対応や予防保守、内部統制監視対応、情報セキュリティ対策、BCP対策など、導入後の運営に安心感を持つことができる点も評価された。

急なシステム変更にも低コストかつ短期間で対応できるため、変化の速い通販物流においても安定稼働を支えることができる。

また、システム導入と同時にBIツール((Business Intelligence)とは、業務システムに蓄積される膨大なデータを分析、加工して企業の意思決定に活用しようとする手法。BIツールは、データ分析を専門家に依存せず、社員が必要な情報を自在に分析し経営計画や企業戦略などに活用する事を目指している)も導入されたが、システムと連携していることにより、リアルタイムで作業データが取得できるため、作業効率や作業品質の問題点を即座に把握し、分析し、改善するPDCAサイクルを効率良く回す体制を構築できるものと考えている。

通販物流サービスへ導入した「ci.Himalayas/ec」は、通販物流に特化した在庫管理システムだ。家具や雑貨をはじめ、アパレル、食品、化粧品などの商品を取り扱う通販企業や3PL企業の通販物流業務をサポートする在庫管理システムを、クラウド型で提供している。

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