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ティアンドデイ、クラウド対応の食品用中心温度データロガー「RTR-601シリーズ」を発売

2013/11/14

(株)ティアンドデイ(本社:長野県松本市)はこのほど、簡便性・防水性・耐油性に優れたクラウド対応タイプの食品中心温度データロガー「RTR-601シリーズ」を開発、販売を開始したと発表した。

新製品は、食品の内部温度・液温を簡単に測定・記録できる針状センサを持った携帯型温度記録計で食品製造分野、HACCPなどの温度管理に最適。「REC」ボタンを押すだけで品目、作業者、測定時刻、測定値上下限判定結果を記録することができる。これらの情報は無線通信にてパソコンで保存・管理できる。また、クラウド対応のため、FTPサーバに自動的に送信し、いつでもどこでも保存・閲覧・管理することも可能だ。製品本体は過酷な使用条件に適した完全密閉構造を実現し、非接触充電方式を採用している。内部への水や油の侵入を完全シャットアウトしているタフボディで高信頼の温度管理を実現している。

主な使用事例として、保冷庫などでの保管中の食品の温度測定・記録、食品の加熱殺菌・冷却の温度記録・判定、店頭販売食品や液温の温度測定・記録などを想定している。

製品ラインナップ:
・RTR-601-110(一体型ショートセンサタイプ) \39,900(税込)
・RTR-601-130(一体型ロングセンサタイプ) \42,000(税込)
・RTR-601-E10(分離型ショートセンサタイプ) \47,250(税込)
・RTR-601-E30(分離型ロングセンサタイプ) \49,350(税込)
・RTR-6BD(RTR-601シリーズ専用充電器) \12,600(税込)
・RTR-500NW(対応親機 有線LAN タイプ) \40,950(税込)
・RTR-500AW(対応親機 無線LAN タイプ) \47,250(税込)
・RTR-500C(中継機) \28,350(税込)

<製品仕様の概要>
測定チャンネル数:1チャンネル(温度)
測定範囲:-60度~250度
記録データ数:1,800
温度センサ:白金測温抵抗体(Pt1000)
測定・表示分解能:0.1度
測定精度:±0.5度〔-10~150度〕 ±1.0度〔-60~-10度/150~250度〕
無線通信距離:約50m(見通しの良い直線において)
無線方式:特定小電力無線 ARIB STD-T67(周波数:429MHz帯,RFパワー:10mW)
電源:単4 ニッケル水素電池×2内蔵(非接触充電方式)
本体動作環境:-10度~60度
本体寸法:H165mm×W49.8mm×D37mm(センサ部除く)
センサ長:ショートタイプ135mm,ロングタイプ310mm
本体質量:約135g(一体型ショートセンサタイプ)
本体防水性能:IP68(水中形)
対応親機:RTR-500NW(有線LANタイプ)/RTR-500AW(無線LANタイプ)
中継機:RTR-500C

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