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ヤマト、日本初の三辺自動梱包機を厚木ゲートウェイに導入

2017/11/13

ヤマトロジスティクス(株)は11月13日、ヤマトグループが進める「バリュー・ネットワーキング」構想における付加価値機能の強化に向け、ヤマト包装技術研究所(株)(YPTI)がネオポストグループ(フランス)から購入した三辺自動梱包機を厚木ゲートウェイに導入し、新たな法人向けソリューションの提供を開始すると発表した。

今回、新たな付加価値機能として、輸送分野で梱包資材の開発を行っているYPTIが、同機を厚木ゲートウェイに導入し、資材の調達から一貫したサービスサポートを行うことで、梱包作業の生産性向上、商品サイズに合った最適梱包などの新たな付加価値を法人客に提供でき、生産性向上による社員の働き方改革も同時に実現する。

具体的には、従来の人の手での梱包と比較し、約10倍の生産性向上が可能となり、自動梱包から送り状の発行・貼付けまでの作業を全て自動で行う。また、商材の形状に合った最適な梱包を行う事ができ、結果、緩衝材の削減など環境負荷軽減を実現するほか、事前に梱包資材の準備が不要となり、梱包資材の保管スペースが削減され、あわせて積載効率の向上など運送負荷の低減が可能となる。

●三辺自動梱包機の概要
機能:商品の三辺を自動計測し、商品ごとにあった最適な段ボールボックスを生成、自動梱包、送状発行、送状貼付までの作業を一貫して行う
製造能力:1時間あたり最大456箱
(作業方法、ボックスサイズにより数量が変動する可能性あり)
機械サイズ:長さ18.03×幅6.57×高さ2.63m(機械本体)/3.72m(カードボードミル含む)
設置必要スペース:長さ19.50×幅8.00×高さ4.00m
対応段ボールボックスサイズ:宅急便60サイズ~宅急便160サイズ

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