[最新ニュース] IT・マテハン

ヤマト運輸、日本初のスーパーフルトレーラ25を導入

2017/09/19

ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸(株)は9月19日、物流業界全体の課題であるドライバー不足に対応し、主要都市間のより効率的な幹線輸送を実現するため、スーパーフルトレーラ25(車両長25mの新規格の長大連結トレーラ)を日本国内で初めて導入し、年内に厚木、中部、関西の各ゲートウェイ(GW)間で運行を開始すると発表した。

同社は、物流業界全体での幹線輸送の効率化を図るため、同業他社との協議を進め、スーパーフルトレーラ25の効果的な運用に努める。なお、スーパーフルトレーラ25の実車は、本年10月5日に大阪府茨木市で行われる関西GWの開所式で展示予定。

●概要
(1)導入のメリット:[1]積載量の大幅な拡大…車両長が25メートルに拡大し、積載量が従来の大型トラックの2倍に増加します。1台で大量の輸送が実現し、幹線輸送を効率化。[2]複数の事業者の荷物を同時に輸送可能…異なる事業者のトレーラを連結し1台の車両として運行できることから、事業者の壁を越えた業界全体の輸送を効率化。
(2)開発協力メーカー:いすゞ自動車(株)、日本トレクス(株)
(3)導入時期:年内に運行開始予定。
(4)導入台数:厚木GWと関西GWの2拠点にそれぞれ1台ずつ、計2台を導入予定。

●運用のイメージ

|↑一覧に戻る|