2017/08/09

(株)セブン‐イレブン･ジャパンとトヨタ自動車(株)は8月9日、物流および店舗における省エネルギー・CO2排出削減に向けた検討に関する基本合意書の締結を発表した。両社は、トヨタが新たに開発する水素を活用した車両や発電機等の導入により、将来の低炭素社会・水素社会の実現に貢献することを目指す。

省エネルギー・CO2排出削減に向けた、具体的な検討テーマは以下の通り。

物流：店舗向け配送トラック(冷蔵・冷凍車)の動力および冷蔵・冷凍ユニットの電源を燃料電池化した燃料電池トラックの導入により、CO2排出削減を目指す。

店舗：既に導入している太陽光発電等と下記アイテムを組み合せるエネルギーマネジメントシステムの導入により、さらなる省エネルギー・CO2排出削減を目指す。

・水素ステーション併設店舗のベース電源として、燃料電池発電機の活用を検討。

・自動車用蓄電池を活用した定置型蓄電池システムを店舗へ導入し、省エネルギー・CO2排出削減に加えて、災害時の非常用電源としての活用を検討。