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マックス、着脱可能な電波時計付きタイムレコーダのラインナップ拡充

2013/09/27

マックスは、タイムカードに打刻した勤怠情報をパソコンに取り込み、市販の給与ソフトに連動できるタイムレコーダ「TIMEROBO」シリーズから、汎用性の高いUSBメモリでパソコンへの情報伝達ができる「ER-201S2/PC」「ER-231S2/PC」を10月2日から文具店や事務機店、OA商社、量販店、通販などを通じて発売すると発表した。

外部記憶媒体にUSBメモリを採用することで、複数事務所などパソコンと離れた場所にタイムレコーダが設置されていても勤怠情報が取り込みやすくなった。

また、着脱可能な電波時計ユニット“T.A.P.”(PAT.P)を搭載しており、煩わしい時刻合わせの必要なく、給与やその他の支払いに関わる重要な時刻を正しく表示・打刻できる。

希望小売価格は、「ER-201S2/PC」が78,000円(税込価格81,900円)、「ER-231S2」が11万5,000円(税込価格120,750円)。

2機種合計で初年度6,000台の販売を計画している。 

近年、女性の社会進出や高齢者雇用安定法に伴い、社員であっても育児や年齢に配慮した勤務形態が生まれてきている。さらに、アルバイト・パートタイマーを加えると、多様な勤務体系があり、勤怠管理者が全てを手作業で集計することは大変で、正確さも求められることから、一定以上の人員がいる事務所では給与ソフトに勤怠情報を取り込み、パソコン上で管理をしている。

一方、勤怠管理の端末であるタイムレコーダとパソコン間のデータの受け渡しには、これまでUSBケーブルや専用の記憶媒体が用いられていた。そのため、USBケーブルでは取り込み時にパソコンをタイムレコーダの近くまで持っていく必要があり、専用の記憶媒体では読み取り端末の所持が使用条件になるなど、勤怠情報のやり取りが手間となっていた。

そこで、今回同社では、外部記憶媒体に汎用性の高いUSBメモリを採用することで、パソコンとの勤怠情報のやり取りを容易にしたほか、時刻合わせの煩わしさを解消する、着脱可能な電波時計ユニットを搭載し、利便性の向上を図った。

主な特長は、次の通り。 
・付属のUSBメモリで、簡単にデータを取り込み可能――タイムレコーダとパソコンが離れていても、USBメモリで簡単にデータの受け渡しができる。

・新電波時計ユニット“T.A.P.”(PAT.P)を標準搭載――業界初となる着脱可能な電波時計。地下や窓から離れた場所に設置する際にも、このユニットを本体から外して電波の受信できる場所に移動させ、受信させた後に本体へ戻すだけで正確な時刻が自動的に設定される。

・印字欄・印字段を自動で判断するフルオート機能を搭載――カードを差し込むだけで、印字する位置を自動的に選択して打刻し、重ね打ちも防止する。

・市販の主要給与ソフトに連動

<「ER-201S2/PC」「ER-231S2/PC」の仕様>
商品名:ER-201S2/PC、ER-231S2/PC
電源:AC100V 50/60Hz 
消費電力:時計表示時 3.6W 印字時 30W
サイズ:H272×W187××D130mm
質量:2.4kg
外部記憶装置:USBメモリ
使用人数:最大50人/最大100人
シフト数:4/20

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