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NECネッツエスアイ、デリバリーロボット国内提供開始

2017/07/26

NECネッツエスアイ(株)は7月26日、Savioke,Inc.のデリバリーロボット「Relay」の日本国内サービス提供を開始すると発表した。同サービスは、導入に必要なインフラ構築からロボットのレンタル・運用・メンテナンスまでワンストップで提供するもの。

Relayは米Savioke社が開発した「人から人へモノを運ぶ革新的な自律走行型のデリバリーロボット」で、人と共存することをコンセプトに開発され、スマートなボディに最新の技術を搭載、格納物品を安心・安全に搬送することで仕事を助け、生産性を高め、人々に驚きや笑顔、新しい体験をもたらす。

具体的な機能では、各種センサーを搭載し、自動で障害物を避け目的地まで自律搬送。ホテルのロビーなど人通りが多い場所でも、最適なルートを選択し「かしこく」「安全」「確実に」配送する。またエレベーターや内線電話との連携機能を持ち、自分でエレベーターに乗車してフロアを移動、客室前に到着すると内線を鳴らしてゲストに到着を知らせる。

同機は北米のホテルを中心に導入され、これまでに10万回以上の配送実績がある。ホテル向けに豊富な実績を持つ同社がメーカー認定ディストリビューターとしてワンストップで提供、品川プリンスホテルNタワーにての利用に至ったもの。

今後、ホテルをはじめオフィスビルやマンション、倉庫や介護施設などへ「Relay」活用サービスの提案を進め、2020年までに250台の導入および売上累計20億円を目指す。

デリバリーロボット「Relay」活用サービスに関する情報

●利用イメージ

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