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東京インテリア家具が神戸店開店、自動倉庫等で商品供給を迅速化

2017/06/22

家具・インテリア販売を手掛ける(株)東京インテリア家具は6月23日、「東京インテリア家具神戸店」を神戸の中心地・三宮近くの人口島「ポートアイランド」にオープンさせる。今年2月にオープンした大阪本店(大阪市)に併設の「大阪物流情報センター」を活用し、神戸店にスピーディな商品供給を行う。

神戸店は同社としては兵庫県初進出、関西2号店となる。甲子園球場の広さの2倍に当たる約2.6万平方メートルの敷地内に約1.3万平方メートルの広大な店舗を構え、日用雑貨、カーテン、寝具などのファブリック商品、大型家具など約2.5万アイテムを取り扱う。ドイツの総合ブランド「JOOP!(ヨープ)」の神戸店限定商品も発売予定だ。

同店への商品供給を担う大阪物流情報センターは、スタッカークレーン5台、格納数4,300パレットの保管能力を持つパレット自動倉庫「コンパクトシステム」(ダイフク製)を設置。荷捌き場に設けた5か所の入出荷ステーション間を高速搬送台車「ソーティングトランスビークル」(同)8台で結び、スピーディな入出庫を行っている。従来なら30名以上を要する物流業務を約20名まで削減することができた。

また、店舗とのオンライン商品補充・発注システムにより商品の入荷から店舗配送を一括管理しており、店舗からリアルタイムで在庫照会が可能だ。店舗からの発注業務を迅速化し、スムーズな商品供給を可能にしている。

(上)東京インテリア家具神戸店
(中)パレット自動倉庫「コンパクトシステム」
(下)高速搬送台車「ソーティングトランスビークル」

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