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サトーと日本郵便、出品者向け送り状発行機器共同開発

2017/06/19

サトーホールディングス(株)(サトー)は6月19日、日本郵便(株)と共同で、インターネットオークションやフリマアプリの出品者向けに、商品発送用の送り状(荷札)を簡単に発行できる機器「ゆうプリタッチ」を開発したと発表した。

同機はコンパクト型のラベルプリンタと2次元コードリーダーで構成され、日本郵便の「e発送サービス」と連携するサイトの出品者は、スマートフォンなどのデバイスを用いてサイト上に送り状発行用2次元コードを表示、「ゆうプリタッチ」を設置する郵便局で商品を発送する際、窓口に設置された「ゆうプリタッチ」に2次元コードをかざすことで、「ゆうパック」、「ゆうパケット」の送り状を簡単に発行できるようになり、従来の煩雑な手書き作業が省ける。

経済産業省が4月に発表した「平成28年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」では、2016年のネットオークション(CtoC)市場は3,458億円に上り、また2012年に誕生したフリマアプリの市場規模は3,052億円となり、今後も市場拡大が続くと予想されている。

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