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寺岡精工、高さ5mmから採寸可能な新型自動スケール発売

2017/04/11

(株)寺岡精工は4月11日、物流業界で初めて高さ5mmの荷物を自動で計測できる物流センター向け自動採寸計量スケール「SmartQbing(スマートキュービング)」を6月上旬より全国で発売すると発表した。

同スケールは、近年インターネット通販等による急激な宅配便の利用増にともなって大きくなった物流負荷の低減を図るために開発したもので、コンベヤ上に置いた荷物が高精度の赤外線透過センサーを内蔵したゲートセンサーを通ると、瞬時にサイズ(縦・横・高さ)を自動計測するとともに、コンベヤ下に内蔵したスケール(秤)がスピーディに重さを自動計量する。

荷物をコンベヤに乗せるだけで、1時間で最大9,000個の荷物を高精度で処理することができ、物流業界では初めて“薄さわずか5mmからの採寸”を可能にしたことで、宅配便各社が“手軽で低価格なサービス”として推奨している「小さなサイズの宅配便」はもちろん、封筒のような薄い梱包にも対応可能となった。

オプションのバーコードスキャナと併せて導入すれば、集荷時点で荷物番号と寸法・重さが把握でき、適正な配達料金を自動的に算出。従来の手作業に比べ、大幅に手間を削減でき、事前に荷物のサイズが分かることで、宅配ロッカーの空き状況をみながら効率的にロッカー運用ができるようになる。

販売価格は310万円(税別)からで、コンベヤの幅や長さ、スケール数など利用シーンや用途に合わせて11通りの組み合わせを用意している。

●製品概要
製品名:SmartQbing(スマートキュービング)
発売:2017年6月上旬
販売地域:全国
定価:310万円(税別)~

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