2013/01/22

理想科学工業(株)は1月17日・18日の2日間、東京都渋谷区の渋谷ヒカリエにおいて新製品のインクジェットプリンタ「オルフィスEX9050」の発表展示会を行った。

同社では東京を皮切りに1月29日・30日アクロス福岡、2月5日・6日ロイトン札幌、2月6日・7日仙台国際センターと発表会を開き、製品の優位性をアピールする構え。

オルフィスシリーズはオフィスのほか、物流センターでも多数の導入実績があるが、9050の特長は150枚／分のカラープリント（A4普通紙片面横送り、標準設定連続プリント）を可能としたことだ。片面フルカラーのプリントスピードはオフィス用カラープリンターでは世界最速で大量プリントも短時間で処理でき、作業時間を大幅に短縮可能。

両面フルカラーのプリントスピードは、最高75枚／分（同）。精密な用紙搬送コントロールにより、片面プリントと同じペースで、スピーディーに両面をプリントし、プリント作業の生産性を高めることができる。

またパソコンからのプリント指示で1枚目がプリントされる時間は5秒以下（A4普通紙片面横送り、給紙台、EXフェイスダウン排紙トレイ使用時）。 コピーや少数プリントの頻度が高いオフィスでの、プリント待ちの時間をさらに短縮できる。

オルフォスは高いスピード性のほか、高い経済性にもメリットがある。9050はフルカラープリント1枚1.56円（A4普通紙片面、RISO EXインクF使用時）、 モノクロ1枚0.53円の低コストが実現、オフィス文書大量プリントを行う企業は当然のこと、オプションで、帳票出力、販促ツール、封書やくるみ製本など幅広く対応、内製で大量の印刷を行う際には圧倒的な有利さがある。

オルフィスのカラープロファイル独自開発された「ComuColorStandard」だ。インク各色の吐出量を原稿と用紙の種類に応じてコントロールし、画像に適した画質でプリントを行うことで、インクを無駄なく効率的に使え低コストを実現する。